インタビュー

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「自分の体に目をつぶらず」に、自分の目で自分の体をしっかりと見据えることが、健康への一歩です。

私は外科出身ですが、内科や整形分野まで幅広く診てきた経験があります。その経験をもとに、生活時における注意点をアドバイスしています。自分の体に目をつぶらないことが健康を維持していく上で大切です。

医師になったきっかけを教えてください。

小さい頃から両親に「志は高いところに置いた方が良い」と言われ、医者という仕事について聞かされる中で、なかなかやりがいのある仕事だと感じていました。また大学受験の時に母を亡くし、その母の言葉を一層強く受け止めることで、医者の道に進むことを決意しました。そしてその中でも、手術などで達成感を目の当たりにできる外科の医師を志すようになりました。

ただ、手術をされた患者さまが長く通われる中で、どうしても全身を診る必要性が生じたため、麻酔の管理や循環器の病気についても学んでいきました。そうしていくうちに一から十まで患者さまを診たいという思いがわき、開業医となりました。

患者さまからどのような質問をされますか。

よく禁煙治療や生活時の運動について質問されますね。長引くせき・たんなどの症状がある方の生活習慣を聞くと、タバコを吸っていることがあります。タバコの害による肺機能へのダメージを図解で説明し、階段の上り下りだけで強い息切れがでてきた時には、COPD(慢性閉塞性肺疾患)がかなり悪化していると思ってくださいとお伝えしています。できるだけリスクを少なくするために、早い段階での禁煙をおすすめしています。

肩こり・腰痛・膝痛を抱える方は、検査をして四十肩や腰痛すべり症などであればその治療を行いますが、ほとんどの方は筋力の低下やストレッチがきちんと行えていないことが原因になっています。こういった症状は改善しなければ最終的には手術となってしまうため、そうならないように、肩回しや腰の体操をお伝えしています。通わないですむことがなによりですが、痛いようであればリハビリ治療や痛み止めを処方します。また、どうしても痛みが取れなければ、ブロック注射などの治療で痛みを緩和していきます。

患者さまへメッセージをお願いします。

来院される患者さまにはよくお話しするのですが、「自分の体に目をつぶらない」ようにして欲しいと思っています。タバコを吸ったり、お酒を飲んだりが体を悪化させる原因となっているにもかかわらず、その生活を続けてしまうことが大きな落とし穴になっています。

だからこそ、自分の目できちんと病気を見据えて理解し、健診を定期的に受けていただくことが大切です。ただ、あまりにもお体のことを気にしすぎてしまうことは良くないので、やるべきことをきちんと行い、生活を楽しむことが重要ですね。